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医療ハイフの選び方:どれを選べば効果が出るの?出ないこともある?(HIFU)

医療ハイフには効果が出る条件があることをご存知ですか?ハイフは「痛いだけで効果が出ない」逆に「痛くない機種だから効果がなかった」と感じる人の口コミも決して間違っていませんが、効果が出る条件になかっただけかもしれません。

ゆるピヨ

医療ハイフにデメリットはない!

パセリちゃん

ないことはない!

本記事にはメーカーおよび施設等の意向は含まれておりません。効果効能等の表現は個人見解であり、正確性を欠く可能性があることをご承知おきください。

もくじ

結論:機種による効果の実感差はフラセボかも

いろいろな制約の多い美容医業。自由診療である美容皮膚科が効果の出ない機種を導入する理由が思い当たりません。そしてそれを裏付けるように美容クリニックが導入している顔用ハイフはおおよそ次の5機種を目にする機会が多いです。

  • ウルセラ
  • ダブロ
  • ウルトラセルQプラス
  • ウルトラフォーマー3
  • ソノクイーン

ちなみにハイフが受けられるクリニックの総数は全国でおおよそ1,300件前後(ネット検索による推計)。

他の機種がダメ・怪しい、というわけではない理由や、ウルセラ以外アンチ派が存在する理由についても説明していきます。

ハイフで効果が実感できる条件

筋膜のたるみを引き上げる理屈を持つ唯一のエネルギーデバイスがハイフ(HIFU)です。真皮層や表皮層に作用する機器は他にもいろいろあるので、ハイフの効果を存分に感じたいなら筋膜にゆるみの生じた肌であることがベストです。現状維持を狙って治療を受けることになる20代、30代前半は超実感できるかというとそうでもないかと思います

ゆるピヨ

ゆるんだね!

パセリちゃん

おなかハイフ!

医療用ハイフはどれも照射口がカートリッジ式になっていて、施術は交換しながら筋膜層以外にも照射していくが一般的な施術メニューになっていますが、4.5mm層以外への照射は他のエネルギーデバイスでも対応できるので、予算が許すなら医師に相談してみることをお勧めします。同じ層への施術でも熱の入り方による効果実感差は大きいので、納得したうえでハイフ一択の治療をした方が効果は断然実感できますよ。オールインワン化粧品もいいけど、専用品の方がなんとなく効果感じますよね?それと同じです。

ハイフが筋膜に効く理由は?

狙った層(焦点)にだけ、なぜかピンポイントで熱だまりが発生するのがHIFUです。どれだけ深くても作用させやすい仕組みなので、顔よりも深い層に熱だまりをつくる必要のあるBODY用のハイフマシンも存在するほどです。

ハイフの説明

エネルギーデバイスはどれも肌に熱を加えることで作用を生み出すのですが、熱量が多すぎると火傷や痛みに繋がって治療できません。そして肌表面から深いところに熱を供給するにはそれだけ強い熱量が必要なので、IPLや高周波など肌の表層から熱感のある機器で筋膜まで作用させようとすると、熱いし痛いし火傷するし、となってしまうのです。ハイフで感じる痛みは、負担を最小限に筋膜を熱凝固させようとしても感じてしまう痛み、ということです。

ちなみにBODY用のハイフは疼痛緩和のために冷却装置がついているので、ピンポイントで熱照射しても熱量次第で痛みが伴うことが推察できます。

機種ごとの痛みの違いは本当にある?

機器の基本構造はどのメーカーのハイフも同じなので痛みに差が出るはずがないのですが、実際には機種ごとに痛みの差があると言われています。とくに「痛いけど効果が高い」評判と「痛みが弱いけど効果がある」評判。どちらも実際に試してみるしかありませんが、痛みの差として考えられる可能性はいくつかあります。

焦点がピンボケしている

鉛筆の先が尖っていると痛いのと同じことで、照射点が小さい機種ほど鋭い痛みを感じやすいのではないかと思います。また、焦点をあえてピンボケさせているメーカーがあるとすれば同じ熱量でもマイルドに感じたり、実際の交点温度は低く痛みが軽減されているのかもしれません。

照射時の焦点温度の違い

照射温度が高ければ痛みが増します。しかし温度が高ければ効果が高いのかというと、そうとも言い切れません。理論上は55℃を越えた照射であれば凝固作用が得られる=創傷治癒によるコラーゲンが産生されるので、その理論が正しければ55℃での照射が最も痛みが少なく効果が得られる照射ということです。美容医療用のハイフは1ショットの照射時間が0.2秒程度なので55℃では難しそうですが。

HIFUで推奨されている焦点温度は55℃以上,照射時間は15秒であるが,実際には焦点温度60℃以上での数秒間の照射で組織の凝固壊死を得ることができる。

https://www.innervision.co.jp/suite/ge/21healthcare/2010/1008/index.html

すべてのメーカーが焦点温度を開示しているわけではありませんが55℃~70℃と言われています。この基本の設計温度に各社バラつきがあるため、痛みの差に繋がっている可能性はあります。また、肌の保水量などの条件によっても痛みの感じ方は変わるので、正確に比較することは難しいものです。

照射スピードや照射面積の違い

照射時の速度や1ショットあたりの照射面積が違えば痛みの感じ方は変わってきますよね。

推奨の照射設定の違い

完全オーダーメイドなクリニック以外では誰にでもほぼ同じ設定で照射するのが一般的です。その設定は基本的にメーカーがつくっているものがベースになっているので、保守的なメーカーのハイフを導入していればリスクの少ない弱い設定なのかもしれません。他と比較できるのは複数メーカーのハイフを導入しているクリニックのみぞ知るところ。

古くなったカートリッジ

ハイフの基本構造である超音波を高密度に収束させる(=焦点を作り出す)カートリッジには焦点を絞るレンズの役目を果たす水が入っています。この水が干からびているとショットの音がしても熱(超音波)が正しく発振しません。「効果もないけど痛くもなかった」と感じたとしたら、そのクリニックではハイフの施術が人気がないのかもしれません。クリニックを変えてみることをおすすめします。

機種の違いで効果が出るまでの期間に差はあるの?

機種が違ってもやることは同じなので効果・作用が出るまでの期間に差はないはずです。ただ、実感としては痛みの違いの推測でも書いた通り、同条件で比較できないので厳密にはあるのかもしれません。

機種別に特長を説明します

ハイフの基本的な説明

主な医療ハイフについて説明します。先ほど説明した通り基本構造はどのメーカーも同じため、得られる効果も基本的には同じですが、たるみ治療以外の使用方法には差があります。

要約すると

照射口を肌に押し当て照射します。点の連打によってチクチク感じます。皮下4.5mm地点のSMAS筋(筋膜)を凝固させることで引き上げ効果を得ます。生体反応として得られる創傷治癒効果によって半年程度かけて徐々に効果が現れます。大抵のクリニックでは標準的なハイフ治療メニューを選べば「真皮層」「表皮層」に対応したカートリッジも併用して、肌のハリ改善もカバーしてくれます。真皮層でも同様に熱による肌の活性を促すことでコラーゲン産生が起こります。ハリの改善は直後から感じやすく、ハイフはすぐの実感と長期的な効果が得やすい治療法と言えます。皮膚表面を傷つけず手軽にできる施術のため、たるみ治療の定番治療法になりました。

超一般的なハイフの基礎知識

ウルセラ

ウルセラ本体画像

ウルセラはリフトアップでFDAを取得している唯一のハイフ。FDAに安全性を感じるかどうかは人それぞれですが、取得するのには何千万円という高額な費用をかけなければいけないので資金力のあるメーカーであることは間違いありません。ハイフの先駆者的位置づけのマシンでもあるため、施術費用は他のハイフに比べ1.7倍~3倍程度が相場です。ブランド力だけが相場が高い理由なのかというと、セレブ向けのクリニックでの導入割合が高かったり、ウルセラ以外のハイフも導入していて差別化を図っていたりするのと、ウルセラだけは医師しか照射を行わないのも相場が高い理由です。また、本体価格や消耗品であるカートリッジが高額であることも理由に挙げられます。

ダブロ・ダブロゴールド

doublo / doublo-gold はハイフの後発品としては先駆者的な存在の韓国製ハイフ。ダブロの後継機にあたるダブロゴールドは2017年の販売から世界で3500台以上売れているハイフです。当初導入したクリニックが有名だったこともあり、メディアでよく取り上げられたことから日本で導入しているクリニックが多い機械です。照射時間が約8分という高速性が売りのダブロゴールドですが、標準的なショット数とショットあたりの照射時間の机上計算なので、カートリッジ交換などの時間も含めると30分~は滞在時間としてみておく必要があります。ちなみにダブロゴールドは55℃~60℃という説明があるので痛みがマイルドなのかもしれません。

ウルトラフォーマー3

Ultraformer3 は日本以外ではシュリンク(shrink)という名称の韓国製ハイフ。ハイフはたるみ治療専用だと思い込んでいた日本人に1.5mm層(表皮)にだけ照射する専用メニュー「ハイフシャワー」を浸透させることでスキンリジュビネーション用途の認知を広げた機械です。照射方法が通常の照射と違うため、他のメーカーの機械では「ハイフシャワー風」な施術は難しいと言われています。導入クリニックが多いので、たるみ治療機としての評判も多く見かける日本でメジャーな医療ハイフです。65℃~75℃と温度高めな説明なのも人気の理由なのかもしれません。

ウルトラセルQプラス

Ultracel Q+ はダブロと同じく照射速度が8分という高速性と、ウルトラフォーマー3のように新しい切り口で特長を出しているハイフです。最近追加されたリニアファームという脂肪溶解(部分痩せ)用カートリッジを使った治療では広範囲(従来の4.5倍)にマイルドに熱を伝えることで効率よく脂肪破壊を促す治療が受けられます。二重アゴや二の腕などのちょっとしたプニプニに効果的。ハイフシャワーのような既存技術の応用だけではなさそうなカートリッジ性能が評価されています。ただ、ウルセラ、ダブロ、ウルトラフォーマーに搭載されているエコー機能(画像解析)がないので安心材料がひとつ少なく感じてしまいますが、導入クリニックの多さから施術者には必要とされていない機能なのかもしれません。

ウルトラセル

Ultracel(ウルトラセル2)は本当の意味での複合型ハイフRF(高周波)による治療もできるので、ウルトラセル導入のクリニックであれば若返り組み合わせ治療が間違いなく受けられます。ただ、ウルトラセルQ+の先発品ということもあり、リニアファームは使えず照射スピードもちょっと遅めとハイフとしては特長的な要素が一切ない機械です。痛みや効果の差は変わらないとされているので、治療を受けるのにあたって気にすることは特にないかと思います。

ソノクイーン

SonoQueen は目元の小じわ改善や眉上照射で目の開きを良くする、といった細かなパーツケア専用の極小(約5mm)の照射口のカートリッジが売りのハイフ。ソノクイーン以外でスポット照射に対応したメジャーハイフはありません。日本では大手チェーン店も導入していることもあって「アイシャドウハイフ」が流行しています。王道のたるみハイフとしては特長らしい特長はありません。韓国製。

ハイソニック

HIGH SONIC が受けられるクリニックは他のハイフと比べると圧倒的に少ないのですが、一説によると「日本製」だそう。ただ誤情報の可能性があるので出展元の詳細は控えます。

バナ皮仙人

まだまだ増やしたい


バナ皮仙人

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