日本で(もとい世界で)一番歴史があって有名な美容医療用HIFUが「ウルセラ」です。世界的にはUltherapy:ウルセラピーと呼ばれています。すでに登場から15年以上も経つブランドなので、美容の先生なら名前を知らない人がいないハイフです。そこで「ウルセラは効果がない」という人が数千人規模でいてもおかしくないかもしれない理由をご紹介します。
結論:ウルセラに効果がないはずがない
この記事の結論は「ウルセラに効果がないはずがない」です。ウルセラと他のHIFUの比較や副作用については別記事で紹介していきます。
ウルセラを簡単に説明すると
首、あご、眉を持ち上げ、しわも改善する、とFDAが承認した唯一の非侵襲的皮膚弛緩治療法です。ウルセラは超音波イメージングによってエネルギーを最も有益な場所に正確に供給できるので、いい結果が得られます。(濁しすぎ)
他の記事ではウルセラについても単に「HIFU」と説明していますが、ウルセラ自身はHIFU(High Inten…)技術を応用した「Microfocused Ultrasound」と違った表現で説明しているマシンです。といっても、素人には①皮内(皮下1.5mm~4.5mm付近)を対象にした超音波を使用して、②皮膚を優しく加熱、引き締め、持ち上げ、③若くて引き締まった外観を作り出すマシンに変わりありません。また、HIFU技術は照射対象となる深さ以外では発熱しないので、肌表面が火傷などで傷つくことはまずありません。(あるとすれば肌に設置しない状態での空照射)
そして施術直後に感じる最初の「ハリ感」だけでなく、時間の経過とともに新しいコラーゲン生成効果によって肌の質感や見た目も良くなる点も同じです。(時間を戻してくれる、というのが正解かもしれません)
ウルセラには150万症例以上ある!※
皮膚の色素に反応させるレーザー機器と違って超音波をSMAS筋に向けて照射する機器なので、肌の色はたぶん関係ありません。だから「日本人(黄色人種)の肌にあわせた機械」の必要はないはず。世界で150万人が既に人柱になってくれている臨床実績がそのまま私の安心感につながりました。※https://ultherapy.com/
患者満足度95%===
150万症例あれば数千人規模で満足しない人がいるのも頷けます。
95% patient satisfaction at 1 year
Werschler WP, Werschler PS. Long-term efficacy of micro-focused ultrasound with visualization for lifting and tightening lax facial and neck skin using a customized vectoring treatment method. J Clin Aesthet Dermatol. 2016;9(2):27-33
アワード多数受賞!
アワードの類は胡散臭さが拭えない&知らなきゃなにそれ?ですよね。私もアワードそのものに箔は感じませんが、多くの人に知ってもらう活動資金があってこその受賞なので、安心できるメーカーのマシンだと思います。ちなみにもともとはアメリカのウルセラ社でしたが、数年前に買収されてドイツのメルツ社が権利を持っています。150万人が10万円払っていたら1500億円。そしてメルツ社はみんな大好きレディエッセの製造元でもあります。
NEW BEAUTY AWORD 受賞歴6回
美容マニアはみんな知ってるNEW BEAUTYで毎年名前が出てくる常連です。
2019年 | 最優秀・非外科的に皮膚を引き締めるで賞※ Best Non-Surgical Skin Tightener Award |
2018年 | 実証済の肌引き締めるのである※ Tried-and-True Skin Tightener |
2017年 | 最優秀・総合肌引き締めるで賞※ Best Overall Skin Tightener Award |
2016年 | 最優秀・非外科的に皮膚を引き締めるで賞※ Best Non-Surgical Skin Tightener Award |
2015年 | 最優秀・肌の引き締め施術で賞※ Best Skin Tightening Treatment Award |
2014年 | 最優秀・肌の引き締め施術で賞※ Best Skin Tightening Treatment Award |
「見て治療する」だから安心!
ウルセラは真皮および皮下組織の超音波可視化を備えた、FDAが承認した唯一の非侵襲的皮膚弛緩治療法です。施術時に皮膚の解剖学的構造をモニターで確認しながら適切な深さのカートリッジを選択して照射することができるエコー機能を備えているため、先生にスキルさえあれば骨や血管などへの誤照射リスクはモニター非搭載のハイフよりも低くなる、というのが特長のひとつと言われています。ちなみに骨にあたると尋常ではない痛みで涙が出るかもしれません。ぴえん。
ウルセラジャパンがあった!
日本にはウルセラの輸入サポートをする代理店のほかに、アメリカでウルセラジャパンという組織が日本語で広報活動をしていたことになっていました。グローバルな業界ならではの発想です。ただメルツ社に買収された頃に解体されてしまったことになっているので今もあるのかどうか。
エステ用ウルセラってホンモノ?
非公式に流通しているウルセラピーなホンモノもあるようです。エステサロンのウルセラメニューは誤表記の場合が多い気がします。実際に行くと似たような形をしていたり、ぜんぜん違う形をしているハイフです。もちろんすべてを確かめたわけではありません。
非正規の流通品だとリースを組む裏技があるのかもしれません。しかもこの金額なら個人でもウルセラが買える!でも半年に1回だと1回あたり20万円。素直にクリニックに通った方が安心です!
※正規ルートでの購入には医師免許と厚労省の輸入許可が必要です
ハイフについてもっと知りたい
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ウルセラのおすすめクリニックはどこ?
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