ニキビ跡を治す最善策 – 効果があるのはどの治療法?

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にきび跡の治し方

ニキビができたことのある人なら顔のどこかにニキビ跡が残っていませんか?

ゆるピヨ

にきび跡が治るかどうかはお金次第だね!

イケメン

お金を出しても限界はあるよ

本記事にはメーカーおよび施設等の意向は含まれておりません。効果効能等の表現は個人見解であり、正確性を欠く可能性があることをご承知おきください。

にきび跡の治療法

ケミカルピーリング

種類

施術

痛み

1

ダウンタイム

3日~

料金相場

5,000円~20,000円

ケミカルピーリングは、古い角質を取り除き、皮膚再生によってニキビ跡の見た目を改善します。

表皮から真皮下層まで浸透するTCAピーリングがニキビ跡治療では有名です。

ピーリングが深く浸透するものであればあるほどダウンタイムは長くなります。

2週間程度は肌が炎症状態になりカサカサになりますが、その後は明るく滑らかな肌になります。

効果は3ヶ月間程度持続します。

マイクロニードル

種類

機器施術(ニードル)

痛み

3.5

ダウンタイム

1~7日程度

料金相場

18,000円~60,000円

ダーマペン / dermapen4
ダーマペン / dermapen4

マイクロニードルは、極細の針で皮膚の表層に穴を開け、身体の自然な創傷治癒反応を引き起こすことでコラーゲン・エラスチンの産生を促す治療法です。

最近はダーマペンなどのペン型ニードルと成長因子等の製剤を組み合わせた治療が人気で、美肌治療法として確立されています。

自己血を使ったPRP療法(多血小板血漿)と組み合わせるとヴァンパイアフェイシャルと呼びます。

ニキビ跡の状態に合わせて刺入の深さを0.5mm~2.5mm程度に設定して治療するため、ダウンタイムの長さも変わってきます。

また、1度の治療で終わることはほぼなく、月1回×5回~程度の治療を行うことが多いようです。

マイクロニードル治療の種類について

マイクロニードルRF

種類

機器治療(高周波+ニードル)

痛み

3.5

ダウンタイム

1~7日程度

料金相場

70,000円~150,000円

ポテンツァ / POTENZA
ポテンツァ / POTENZA

マイクロニードルRFは、針先からRF(高周波)を照射できる極細の針を用いた治療です。

ダーマペン等の治療効果に加え、刺入時に熱エネルギーを照射することで創傷治癒反応が高まると言われています。

また、照射時の熱が出血を抑える(凝固)ことから、刺入深度を深く設定しやすく、深いニキビ跡でも効果が見込まれます。

一部のクリニックでは、成長因子ではなくPLLAと組み合わせて皮膚再生を促す治療も行われています。

マイクロニードル治療の種類について

フラクショナルレーザー

種類

機器治療(レーザー)

痛み

4.5

ダウンタイム

7日~

料金相場

40,000円~120,000円

フラクショナルレーザーを使ったレーザーリサーフェシングは、肌に微細な損傷を与え、創傷治癒反応を促すことで質感を改善します。

目で見てわかる点状の跡ができるアブレイティブ・レーザーは、痛みとダウンタイムが大きい反面、効果の高い治療法です。

レーザーの種類はパールフラクショナルやエルビウムフラクショナル、Co2フラクショナルなどが挙げられます。

肌表面に傷を作らないノンアブレイティブ・レーザーは痛みやダウンタイムが少ない反面、重度のニキビ跡への適応は弱いと言われています。

サブジション治療

種類

処置

ダウンタイム

サブジション(SUBCISION)治療は、針や先端の鈍いカニューレを使って真皮層で癒着した繊維組織を壊し(切断)し、その部分を持ち上げる治療です。

局所麻酔で切開をせずに治療できるため、低侵襲な治療法です。

ヒアルロン酸やコラーゲンなどのフィラー注入を併用することもあります。

パンチ治療(くり抜き手術)

種類

手術

ダウンタイム

日本でパンチ治療が受けられるのは美容皮膚科専門よりも皮膚科クリニックの方が多いかもしれません。

  • パンチ挙上術
  • パンチグラフト
  • パンチエレベーション
  • くり抜き手術
  • くり抜き法


など呼称がさまざまあり、また術式も少しずつ異なるようです。

器具を使ってニキビ跡の周りに穴を開けるだけの方法(くり抜き法)から、極細の縫合糸で穴を閉じる方法、多部位から皮膚を移植する方法(パンチグラフト)などがあります。

深いアイスピック型、3ミリ以下のボックススカーのようなニキビ跡に効果的だと言われています。

小さな傷跡が残りますが、治療前の凹凸のある傷と比べれ平らで目立たなくなったと感じると思います。

ニキビ跡の原因は?

ニキビが感染したり、炎症を起こしたりすると、毛穴や周辺組織にダメージを与え、皮膚が回復した後にも傷跡が残ります。

炎症性の吹き出物がコラーゲンを破壊すると、その組織は失われます。この部分の皮膚は支えられず、凹んだ状態になってしまいます。

この時に失われた組織の量に応じて、表面的なものから深刻なものまであります。

ニキビ跡には、萎縮性瘢痕と肥厚性瘢痕の2種類があります。萎縮性瘢痕は組織が失われて凹んだもので、肥厚性瘢痕は組織が過剰になって盛り上がったものです。

ニキビ跡には4つのタイプがあります。

アイスピック型

アイスピック型のにきび跡は、真皮にまで達する深くて非常に狭い傷跡で、小さく深くい毛穴のように見えます。嚢胞性ニキビのような炎症で傷つき破壊された組織部分にできる円柱状(円錐状)の傷跡です。

ローリング型

ローリング型のにきび跡は、ボックス型と異なりはっきりした輪郭のない傷跡で、肌が不均一にゴツゴツしているように見えます。

これは、皮膚と皮下組織の間に繊維状の組織の束ができてしまい、この束が内側から表皮を引っ張ることでできる傷跡です。

ボックス型

ボックス型のにきび跡は、水疱瘡の傷跡に似た、円形または楕円形のくぼみで、丸くて縁がはっきりした傷跡です。

アイスピック型よりも幅が広く凹んで見える傷跡です。これは、炎症によってコラーゲンが破壊され組織が失われ皮膚が沈み込んだ凹んだ状態になります。

ケロイド(肥厚性瘢痕)

ケロイド(肥厚性瘢痕)は、傷が治る過程でコラーゲンが過剰に生成され肥大化した皮膚の表面よりも盛り上がって硬い瘢痕です。

深い傷や外傷を負った場所にできるため、にきび跡がケロイド化することもあります。

ケロイドと肥厚性瘢痕の違い

肥厚性瘢痕とケロイドの違いは、ケロイドが元の傷よりも大きく成長する点です。

炎症後色素沈着(PIH)

ニキビが治った後に肌に残る変色はニキビ跡ではなく炎症後色素沈着(PIH)といいます。

ピンク、赤、紫、茶色、黒などの色をした盛り上がっても凹んでもいない平らな変色で、傷や発疹、ニキビなど肌が傷つくことで皮膚が炎症を起こし、回復時にメラニンが過剰生成された結果起きる症状です。

この変色は余計な事をしなければ時間の経過とともに自然に消えていきますが、余計なことを「しない」ことが難しいので変色が消えない・治りが遅いこともあります。

にきび跡治療法のまとめ

ゆるピヨ

ニキビ跡の治療を始める前にニキビの発生を抑えるといいよ!

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