手術前に食べない方が良さそうな成分10選

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過剰に危険を煽るコラム

素肌をきれいにしたい、痩せたい、安眠したい

ビタミン、ミネラル、その他栄養補助食品は、スキンケアやアンチエイジングのほかにも健康補助のつもりでサプリメントを摂取する日本人は4,000万人ぐらいはいそうです。
でも、より良い日常生活のためにサプリメントに目を向け何気なく摂取していることが、時としてリスクになることを知っている人は少ないのではないでしょうか。

厚生労働省様よりデータ引用
厚生労働省様よりデータ引用

本記事にはメーカーおよび施設等の意向は含まれておりません。効果効能等の表現は個人見解であり、正確性を欠く可能性があることをご承知おきください。

この記事を読んでわかること
バナ皮仙人

手術前には生姜は食べない方がよい

手術時に影響を与えるかもしれない潜在的リスクのある成分を紹介します。
どの程度のリスクになるのかについてはカウンセリング時に医師に確認してください。

天然だから安心と思っていたら超危険

外科的処置に重大な影響を与える可能性のある副作用を伴う特定の成分・サプリメントがあります。
マルチビタミンやその他のサプリメントがまず頭に浮かぶことはないかもしれませんが、じつは一般に安全であると考えられている「天然」サプリメントにも手術時には不必要で危険な、命を脅かす合併症を引き起こす可能性のある成分が含まれている可能性があるのです。

ショウガの摂取リスク

生姜

生姜には抗炎症効果もあり、また日常的な食事でも摂取の機会が多いものです。しかし、生姜にはオナラが出やすくなる副作用があることまで承知の上で摂取している人はどのぐらいいるのかはかり知れません。あなたがもし手術中に医師や看護師にオナラを浴びせたくないのなら、手術前の生姜摂取は避けるべきです。

腹部不快感、胸やけ、下痢および放屁などの軽度の副作用が生じる可能性があります。 胆石を有する人は、胆汁を増加させる恐れがあるため、ショウガを摂取する際は注意が必要であると唱える専門家もいます。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/24.html

ニンニクの摂取リスク

にんにく

ニンニクは免疫システムを高めたり、血圧を下げたり、コレステロールを改善したり、風邪の時に摂取すれば回復が早くなったり口臭さえ気にならなければ摂取メリットはいろいろあります。ただし、手術後の出血時間が長くなる可能性があるので、より安全な手術が希望ならニンニクを手術前に摂取することは明らかに望ましくありません。

ニンニク:ニンニクに抗血液凝固作用があるので、大量摂取は避ける。(食事でとるぐらいなら問題ない)

https://www.apha.jp/medicine_room/entry-3755.html

セントジョンズワートの摂取リスク

セントジョーズワート

綺麗になりたい、痩せたい、かわいくなりたい、と考えすぎて鬱になったことがある人はいませんか?
海外ではうつ病、不安神経症、更年期症状、睡眠障害などの民間療法として何世紀にもわたってセントジョンズワートを服用していたという話を見たことがあります。(実際日本でも服用している人は沢山いると思います)ただし、セントジョンズワートには特定の処方薬の有効性を低下させるなどの多くの潜在的リスクが伴うものだということを認識しておく必要があります。万が一の何かを考えたら避けるべき成分です。

米国食品医薬品局は、うつ病に対する市販薬または処方薬としての使用を承認していません。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/18.html

セントジョーンズワートは、経口避妊薬、ジゴキシン、一部のHIV薬や抗がん剤、その他多くの処方薬の有効性を制限する可能性もあります。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/communication/c03/18.html

ビタミンEの摂取リスク

ビタミンE

強烈な抗酸化作用で大人気のきれいになりたい&若返りたい人御用達のビタミンEには、肌の改善から高血圧の治療まで多くのメリットがあるのはご存知ですよね。でも、危険なのです。体内の脂質の酸化いでくるのになんでダメなの?と思うかもしれませんが、ビタミンEは抗凝血剤であるため手術のリスクを減らしたいなら摂取は避けるべき。

食物を介したビタミンEの摂取による悪影響は、これまでの研究では見つかっていない [6]。しかし、動物の場合、高用量のα‐トコフェロールサプリメントの摂取により体内に出血が生じ、血液凝固が妨げられることがあり、また、in vitroデータから、高用量摂取が血小板凝集能を阻害することが示唆されている。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c03/18.html

セレンの摂取リスク

セレン

日本のハゲオヤジの界隈では有名なセレン。海外では減量サプリメントに含まれる成分として、性別問わず隠れた人気があるのですが、過剰摂取はなにかと問題があるようです。術前に避けるべきエビデンスが見つかりませんでしたが、せっかくなので警告します。

セレンとビタミンEのサプリメントで前立腺癌リスク増加の可能性/ フレッドハッチンソンがん研究センター

https://www.cancerit.jp/26047.html

ムラサキバレンギク(エキナセア)の摂取リスク

エキナセア

ムラサキバレンギク(エキナセア)は、初夏から秋まで花が咲き続けるため花愛好家は育てがいのある人気植物。そして疾病予防的な意味合いで健康サプリとして日々飲まれている方もいます。エキナセアにはビタミンE同様に抗炎症、免疫増強、および抗酸化特性があり、血糖値を調整し、腫瘍の成長を鈍化させる、といった朗報ばかりが目に付きます。

免疫賦活活性:動物試験では、Thuja occidentalis(ヒノキ科ニオイヒバ)先端部とBaptisia tinctoria(マメ科 ワイルドインディゴ)根茎との併用で抗腫瘍活性が証明された。

https://www.medicalherb.or.jp/archives/3018

しかし、将来的にでも手術する可能性があるならエキナセアの服用は中止判断すべきです。
2011年の研究によると、長期的には肝障害を引き起こす可能性があり、麻酔薬を含む特定の薬の肝毒性効果を高める可能性があります。

エキナセアを8週間以上摂取すると、肝障害が生じることがある。肝傷害を起こしやすい薬とエキナセアを併用すると、肝傷害のリスクが高まることがある。

https://www.msdmanuals.com/ja-jp/%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%A0/multimedia/table/v833414_ja

イチョウ葉の摂取リスク

イチョウ葉

イチョウは血流を増加させ、脳の健康を促進し、炎症を軽減するため、人々はイチョウを摂取します。しかし、それは血液がサラサラになってしまうので、手術のリスクと言えなくもありません。と軽々しく言えることではなく、出血量が多くなるリスクは充分検討に値すべきです。

胃腸の不調、頭痛、めまい、動機、便秘、皮膚アレルギー反応、吐き気、落ち着かなくなる、小さな切り傷でも出血が多くなるなどです。

https://ito-jibika.net/byouki-kaisetsu/2014/09/08/%E3%82%A4%E3%83%81%E3%83%A7%E3%82%A6%E8%91%89%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6/#:~:text=%E5%89%AF%E4%BD%9C%E7%94%A8%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6,%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

紅参(高麗人参・朝鮮人参)の摂取リスク

高麗人参

高麗人参は何千年もの間伝統的な漢方薬として使用されており、主に息切れ、動悸、不眠症、インポテンス、糖尿病など、比較的深刻な症状の改善を目的として使用されてきました。現在では疲労予防・回復などのエネルギーチャージ目的での使用も活発化しています。反面、手術では、高血圧と急速な心拍数を引き起こす可能性があるため注意が必要です。

過剰に摂取した場合に動悸や発熱,ほてりやめまいなどの症状を生じることがあるため摂取量は体質や体調,生活環境に合わせて調節する必要がある。

https://www.ime.or.jp/daitai/daitai16.html#:~:text=%E9%AB%98%E9%BA%97%E4%BA%BA%E5%8F%82%E3%81%AF%E6%AF%94%E8%BC%83%E7%9A%84,%E8%AA%BF%E7%AF%80%E3%81%99%E3%82%8B%E5%BF%85%E8%A6%81%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8B%E3%80%82

カヴァ(KAVA)の摂取リスク

最近とにかく話題だったリラックス効果があると評判のKAVA。鎮静効果から不安やうつ病の民間療法として用いられることもあるカバは、その麻酔的効果から手術時の麻酔効果を長引かせる可能性があるのではないかと素人ながらに考えています。なお、カバは肝疾患と関連していると厚生労働省が注意喚起している成分です。

カバの使用は肝疾患と関連しており、重篤になる場合や死亡する場合もあります。肝疾患の正確な原因や発生率は不明です。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/32.html#:~:text=%E3%82%AB%E3%83%90%E3%81%AF%E3%80%81%E8%83%83%E3%81%AE%E3%82%80%E3%81%8B%E3%81%A4%E3%81%8D,%E3%81%99%E3%82%8B%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7%E3%81%8C%E3%81%82%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

バレリアンルートの摂取リスク

バレリアン

バレリアンはストレス解消とリラクゼーションを促進するもう1つのハーブです。正確なエビデンスはないものの、私見では残念ながら手術ではその「ぐっすり眠れる」効果とあいまって麻酔の効果が高まる可能性があるのではないかと考えている成分です。なお、バレリアンが江戸の時代から日本人に親しまれてきている蘭方薬だということをご存知の方は少ないのではないかと思います。

摂取量が多いと、翌朝に眠気を感じることがあります。

https://www.ejim.ncgg.go.jp/pro/overseas/c04/47.html

サプリメントや健康補助食品を摂取する際には慎重であるべきだということです。美容や健康を目指す人々は、これらの製品を利用していることが多いですが、手術前後や特定の医療状況での摂取にはリスクが伴うことを知っておくべきです。特に、生姜やニンニク、セントジョーンズワート、ビタミンEなどの成分には注意が必要です。健康に関心のある方は、医療専門家と相談しながら適切な摂取を心掛けるべきです。

美しさと健康を大切にする皆さんにとって、安全で効果的な選択をするために、情報をしっかりと理解し、自身の体調や状況に合った選択をすることが大切ですね。

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