メイクは同じ道具を使ても順序の違いで仕上がりに差が出るもの。メイク慣れしていない時期に使いづらいものからはじめると慣れるのに時間がかかってしまいます。
そこで、今回はアイメイクの中でもほぼ全会一致でイチオシになる鉄板ビューラーを紹介します。値段もさほど高くないのでおすすめです。
絶対に失敗しないまつ毛ビューラーの使い方
ビューラーを使ってキレイなまつ毛カールを作るのって相当な慣れが必要です。少しでもビューラーを間違えた使い方をするとまつ毛は力なく沈んでしまうので、理想の綺麗なまつげに仕上げるためには正しいビューラーの使い方を覚えるしかありません。
STEP 1. 手鏡をテーブルに置く
まつ毛ビューラーを使う時は、鏡は正面ではなく斜め45度に向けた卓上鏡か手鏡を使います。鏡をドレッサーやテーブルの上に置き、45度の角度で自分の眉毛が見えるかチェックします。30度という人もいますが、45度位が丁度良いです。
STEP 2. 手でビューラーをしっかりと掴む
まつ毛がきちんとカールしてくれない理由はビューラーをしっかり握らないからです。まつ毛が思っているよりもずっとゴワゴワと硬いのでビューラーでギュッと摘まんであげないとカールしません。まつ毛がビューラーにきちんと挟まる位置を確認して挟んだ後、思いっきり力を入れて握ってください。ちなみにビューラーは目の上のまつ毛だけに使用します。下のまつ毛は慣れるまでは使わない方がベターです。
STEP 3. ビューラーは絶対に動かさない
まつ毛をビューラーでしっかり掴んだらビューラーの位置は動かしません。あごを引いてまつ毛の位置を調整するだけです。あごを引くと自然にまつ毛がビューラーの内側に食い込んでくれます。
STEP 4. ビューラーを固定して5秒間キープ
ビューラーでまつ毛をぴんと立てた状態で5秒間、姿勢を維持してください。5秒で足りないと思ったらあと5秒。この作業を繰り返して自分好みのカールを作ります。
STEP 5. まつげアイロンを使って補正する
稀にビューラーではカールがうまく入らないまつ毛があります。そんな時はまつ毛アイロンを使用します。ビューラーより綺麗に仕上がりますが、ビューラー慣れしてから使うことをお勧めします。
おすすめビューラー(アイラッシュカーラー)
記事中ではほとんどビューラーと書いていますが、一般名称はアイラッシュカーラー(eyelash curler)です。
資生堂 アイラッシュカーラー
ビューラーといえば資生堂といわれるほど世界的に認知度の高い製品。最も耐久性が良くまつげを根元からしっかり上げることができると言われている。
人気の理由は、ビューラーは目元の曲線に合わせたカーブを描いた製品を選ぶことが重要ですが、資生堂は日本人(アジア人)の目元に最適化した曲線でまぶたと密着しやすいため口コミでも評判が高くなっています。
比較的まぶたの肉をつまんで痛い思いをすることがない印象です。
シュウ ウエムラ アイラッシュ カーラー
ビューラーに内蔵されているゴムの弾力もまつ毛を挟み込む時に重要な役割を担っています。弾性が低すぎるとカーリング力が落ち、高すぎるとまつげが抜けたり切れたりするの可能性もあるため、製品選択では気にするべきポイントのひとつです。シュウウエムラのビューラーは、ちょうど硬くも柔らかくもない適度な弾性なので、カーリングの量を手元の力加減で調節しやすく力を入れすぎてまつ毛が直角に上がるような失敗を防げます。ビューラー初心者におすすめです。
KAI ポイント アイラッシュ カーラー
貝印でおなじみのKAIのアイラッシュカーラーはサブで持つ人が多いビューラーです。
短くて細いまつ毛にがなかなかつかめないケースはよくあります。そんな時は面積の狭いポイントビューラーを使えば、短く細い小さなまつ毛もキレイに整います。
KAIのポイントアイラッシュはそんな希望に応えた小さめサイズで、まつ毛が短かくてビューラーが苦手だった人でも簡単にカーリングできる使い勝手の良さがあります。これでマスカラを塗る時にも肌に付かずにストレスなくメイクできるので、今までよりも鮮やかな目元に仕上げられます。
シャネル ルクルブ シル
シャネルビューラーはまつ毛を面積が広めの幅広タイプ。目元の長さに関係なくまつげを一度に取ることができるので人気があります。ゴムの弾力も硬すぎず、抜け毛を気にする心配はありません。適度なカーブで少しの力で簡単にしっかりカールさせることができます。
パナソニック EH-SE11-E まつげくるん ナチュラルカール
どうしてもカールしてくれないまつ毛にも使えるパナソニックのホットビューラーです。ダブルヒーター搭載なのでまつ毛をしっかりカールアップすることができます。
おすすめのアイメイク順序
ビューラー → アイライン → マスカラ → アイシャドウの順です。
アイメイクの一番最後にビューラーを使ってまつげを上げる人が多いと思いますが、ビューラーは最後より最初に使う方が断然きれいにできるのでおすすめです。